Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法まとめ|電話・メール・ハガキ・動画での対応手順を徹底解説

「Googleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)」は、ローカル検索やGoogleマップにおける重要な集客ツールです。
中でも”オーナー確認”は、正しく情報を管理・更新するための最初のステップです。
この記事では、新規登録ユーザーはもちろん、
「ログインできない」
「管理アカウントがわからない」
といった方に向けて、オーナー確認の全手順を詳しく解説します。
オーナー確認が必要な2つのケース
① これから新規でビジネスプロフィールを作成する場合
初めてGoogleビジネスプロフィールを利用する際には、ビジネスのオーナーであることを証明する必要があります。
② 既存の店舗に対して別アカウントでオーナー確認をする場合
「前任者が退職した」「管理アカウントが不明」「Googleマイビジネスにログインできない」といったケースでは、改めてオーナー権限の申請が必要です。
新しいGoogleアカウントからオーナー確認のページで該当店舗を検索し、[このビジネスを管理する] ボタンからオーナー確認申請を行います。
オーナー確認の主な方法と選択の基準
Googleの判断によって表示される確認方法は異なりますが、以下の4つが代表的です
- 電話
- メール
- ハガキ(郵送)
- 動画認証
どれが選べるかは店舗の状態・過去の管理状況などによって異なるため、表示された手段を確認しましょう。
電話によるオーナー確認
電話認証は最もスピーディな方法です。
認証の流れ
- [今すぐ電話を受ける] ボタンをクリック
- 数秒以内に自動音声の電話がかかってくる
- 6桁の確認コードが読み上げられる
- そのまま入力 or メモして後で入力
注意点
- 数秒でかかってこない場合、番号が誤っている・通信エラーなどの可能性があるため、他の方法に切り替えるのが安全です。
- スマートフォンや固定電話の設定で着信拒否されていると認証できないケースも。
この電話はボタンを押すと、通常数秒で掛かってきます。掛かってこない場合は何かしらのエラーで掛かってこないため他の方法を試してみましょう。
メールによるオーナー確認
メール認証は、Googleに登録されたビジネス用メールアドレスにコードが届く方法です。
注意点
- Gmailではなく、”@yourcompany.co.jp” のようなHPドメインと紐づくアドレスにメール送付を求められる場合があります。
- 届かない場合は迷惑メールボックスの確認を。
ハガキによるオーナー確認
郵送で確認コードが届く方法で、特に初回登録や旧来のアカウント移行時に使われることが多いです。
流れと注意点
- Googleからのハガキは通常5〜19日以内に届きます。
- ハガキには5桁の認証コードが記載されており、管理画面から入力してオーナー確認を完了します。
- 表札や建物名が一致していないと届かないケースがあるため、住所情報の確認が重要です。
- 複数回申請すると、無効になる場合もあるため注意が必要です。
実際に届くハガキは下記のようなものです。

このハガキしか認証の選択肢がないアカウントも多々あります。
動画によるオーナー確認
最近増えているのが、動画によるオーナー確認です。Googleに対して「実在するビジネスであり、自分がその管理者である」ことを証明する手段です。
動画内容のポイント
- 店舗外観・内観・営業活動の様子などをスマホで撮影
- 自撮りは不要。スタッフの姿・声も不要
- 看板・会社名・店舗設備などを映すと信頼性が増します
提出方法と審査
- 管理画面上で案内されるアップロードリンクから送信
- 数時間〜数日で審査が完了
- 内容が不十分だと再提出になることも
稀にあるトラブル:審査が進まない・認証ができない場合
Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)では、上記手順でも審査が進まない・認証ができないケースがあります。
実際にあった例では、同じ店舗に対して複数のGoogleアカウントから同時にオーナー確認を進めてしまい、認証プロセスがストップしてしまったケースです。
その場合には下記公式から別途お問い合わせを試してみてください。
▶︎ Googleビジネスプロフィール ヘルプ(公式)
画像付きの詳しい操作方法はこちらの記事で紹介しています。
ログインできない場合の対応策まとめ
- 前任者のアカウントが不明でログインできない場合は、該当店舗のGoogleマップ画面で「このビジネスを管理する」を選択し、改めてオーナー申請を。
- 既に誰かが管理者の場合、管理権限移譲のリクエストがGoogle側に送られ、審査を通じてオーナー交代が行われます。
まとめ
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認は、地味ながらローカル集客の第一歩です。
トラブルが起きやすいポイントもありますが、正しく手順を踏めば、確実にオーナー認証を完了できます。
ログインできない・前の担当者がわからないという場合でも諦めず、今回紹介した方法を活用して正規の運用権限を取得していきましょう。