【MEO対策】Googleマップの口コミを増やす方法とNG例を初心者向けに解説

MEO(Googleマップ上位表示)対策で大きな効果を持つのが「口コミの数と質」。
でも実際に集めようとすると、
「なかなか書いてもらえない」
「どうお願いすればいいかわからない」
という声が多く聞かれます。
この記事では、初心者でもできる口コミの集め方と、やってはいけない注意点をわかりやすく解説します。
口コミを集める基本は“お願いすること”から
結論、GoogleMAPの口コミを集めるのに「裏技」は存在しません。
地道に「お願い」をして集めていくのがポイントとなります。
お願いしていく中でもいくつかポイントがあるため、ご紹介します。
大事なのは、「お願いのタイミング」と「言い方」の工夫。
口コミをせっかく書いてもらうのであれば、良い口コミを書いてもらいたいですよね。
では、お客様が良い口コミを書くのはどのタイミングになるのでしょうか?
それは満足度が一番高い、購入直後やサービス利用直後になります。
自分で買い物をする時を想像してみてください。
どれにしようか悩んで、選んで、買う時!実際に使った時!一番満足度が高くありませんか?
またお願いの仕方も重要です。
しつこく口コミを迫るのではなく、「口コミが励みになる旨・WEB上での評価も上げていきより多くのお客様へサービス・商品を届けたい旨」を一言添えて、せっかく購入いただいたお客様には必ず一声おかけする様にしましょう。
理由や目的が抜けていたり、「口コミをお願いします」という直接の行動を指し示す訴求が抜けている場合、人は躊躇してしまいます。
これだけで、口コミの集まり方が大きく変わるので試してみてください。
口コミ収集の工夫:お客様の負担を減らす
ただお願いするだけではお客様には手間がかかるため、取りこぼしが発生して勿体無いです。
せっかく記載いただくので、お客様へ負担がかからない様にスムーズに記載いただける準備はしておきましょう。
口コミ用QRコードの作り方とおすすめ運用方法
口コミ用のQRコードを作成しておくと、カメラで読み込んですぐに口コミを記載できるため、ハードルを下げることができます。
今回は口コミ用QRコードの作成方法について詳しく解説します。
口コミ用QRコード活用の流れ
- Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン
- 「クチコミを依頼」ボタンからURLをコピー
- QRコード作成ツールで生成
- 店舗にPOPなどを設置する or カードやチラシに印刷する
★2025.5追記
現在、2「クチコミを依頼」ボタンからURLをコピーの画面でQRコードも自動に生成される様になっています。
こちらのQRコードをそのまま活用すればより準備が簡単です。
1.口コミURLの取得方法
Googleマイビジネスにアクセスし、口コミを読む<口コミを増やすの順にクリックします。

すると、下記画面が出現するため利用するURLをコピーするか、QRコードを右クリック<画像を名前をつけて保存で保存して活用します。

Googleマイビジネスの口コミURL取得についてはブラウザーやアプリ、スマホ・PCなどから取得の方法や表示される内容が若干異なります。
基本的にはパソコンのGoogleマイビジネス上から作成いただければ問題ありません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
2.QRコードの無料作成方法
★2025.5追記
現在はGoogleマイビジネス>口コミ>口コミを増やすの画面に直接QRコードが表示される様になっています。
そのためこの項目は活用しなくてもQRコードを作成できます。
Googleマイビジネス上のQRコードは右クリックして、「画像を名前を付けて保存」で活用することができます。

また、別途作成する場合でもQRコードは無料で作成できます。
GoogleでコピーしたURLを開いた状態で右クリックをするとそのまま作成することもできます。


ただ、上記画像の様に見た目に少し特徴が出ます。
一般的なQRコードを作成する場合は【QRのススメ】の様な作成サイトを活用すると、作成することができます。

店舗での設置・配布の工夫
QRコードを作成したら、チラシやPOPなどを作成し、活用しましょう。
レジ前や袋詰め場所、営業マンの契約後フォロー時に依頼を必須にするなど購入直後やサービス利用直後に目に入る導線を整えるとより効果的です。
絶対にやってはいけない口コミ集めのNG行為
口コミを集めるにあたって、絶対にやってはいけないNG行為があります。
インセンティブ付きの依頼はNG
「書いてくれたら500円オフ」「粗品をプレゼント」などのインセンティブ付き依頼はGoogleポリシー違反です。
参考:Googleの口コミポリシー
また、「口コミを書いてくれた人の中から抽選で500円OFFを10名様にプレゼント!」の様な条件付きの内容でも口コミを書く動機自体にインセンティブが付いているため、ポリシー違反となる解釈が一般的です。
自作自演・関係者の投稿は違反
自分・スタッフ・家族などによる口コミ投稿は規約違反です。
GoogleはIPアドレスや行動履歴、スマホの位置情報などから「関係者かどうか」まで把握しているとされています。
ガイドライン違反のリスクとは?
では、ガイドラインに違反し、ペナルティを受けてしまった場合どうなるのでしょうか?
下記の様な対応をとられる可能性があります。
- ビジネスプロフィールの非表示
- 投稿の削除/アカウント停止
- 順位低下、検索結果からの除外
こうした措置は実際に起きているため、“バレなければOK”では済まされません。
こうなってしまうとアカウントを作り直す必要も出てきます。
作り直せるなら大丈夫じゃん!と思うかもしれませんが、既存のアカウントが削除される期間は不明瞭で、いつ削除されるかわかりません。
違反したアカウントと新規アカウントが並行して表示され、顧客も混乱してしまい、結果集客へ大きなマイナス効果となります。
まとめ:口コミは「仕組み化」と「誠実な声かけ」がカギ
口コミは地道に集めるしかありません。
ちょっとした工夫を加えるだけで、集まり方は大きく変わります。
- ポリシーを守りつつ、地道に依頼を続ける
- タイミングを見極めて丁寧にお願いする
- QRコードなど導線を整える
- 規約を守って長期的に信頼される運用をする
MEO対策において、口コミは「信頼の証」であり「集客の核」です。
誠実に、継続的に取り組んでいきましょう!